Siriが「Siri AI」に刷新。画面の中身を見て答え、端末内のメールや写真も探せる

30秒でわかる

  • Siriが「Siri AI」に刷新され、ほぼどんな話題の質問にも答えるAIアシスタントになった
  • 自分の端末内にあるメッセージ・メール・写真を横断して探せるほか、画面に表示中の内容についても質問できる
  • 開始時は英語のみのベータ版。日本語は対応予定言語に含まれるが、EUのiPhone・iPad・Apple Watchでは当初提供されない

何が変わった

これまでのSiriは、タイマーや音楽再生のような決まった操作を音声で頼むアシスタントでした。Siri AI では、世界の最新情報をもとに、ほぼどんな話題の質問にも答えられるようになります。加えて特徴的なのが2点あります。ひとつは個人の文脈の理解で、自分の端末に入っているメッセージ・メール・写真をまたいで「あの店の名前、誰かが送ってくれたはず」といった探し方ができます。もうひとつは画面の内容の把握(オンスクリーン認識)で、いま表示しているページや画像について、そのまま質問したり操作を頼んだりできます。アプリをまたいだ操作(メールの下書き、写真の編集など)の代行、相手に合わせた文面の調整、入力中の自動校正なども挙げられています。専用のSiriアプリも用意され、会話の履歴はiCloud経由で端末間で共有されます。

誰に関係する

iPhone・iPad・Mac・Apple Watch・Apple Vision Pro を使っている人に関係します。Apple Intelligenceに対応した端末が必要で、iPhoneはiPhone 16シリーズ以降とiPhone 15 Pro/Pro Max、Mac・iPadはM1以降などが対象です。提供は「ベータ(試験提供)」で、開始時の対応言語は英語のみ。日本語は今後の対応予定言語に挙がっていますが、本記事の時点で開始時期は公式に確認できていません。EUではiOS・iPadOS・watchOSでの提供が当初は見送られ、中国も規制の承認待ちとされています。

公式情報

公式(Apple: Apple introduces Siri AI) ↗