デスク下を覗くと、電源タップが2台、延長コードが3本、変換プラグが挟まって身動きが取れなくなっていた。ノートPCの純正アダプターがデカすぎて、隣の差込口が完全に潰れる。あの、コンセントの奪い合いにうんざりしていた時期がある。

平型のタップをもう1台買い足すか迷ったところで見つけたのが、Powerjcのタワー式電源タップだった。縦に積み上げる構造で、AC8口とUSB6口を1本の3mケーブルにまとめている。八角形の見た目は正直ちょっといかつい。でも、その形状こそが解決策だった。

主要スペック

構成AC差込口8個+USBポート6個(2層タワー式)
定格10A・最大2500W対応
入力電圧AC 95V〜250V
ケーブル長約3m
スイッチ層ごとに独立ON/OFF切り替え可能
保護機能過負荷保護・雷ガード・自動復帰式ブレーカー
本体素材難燃PC+ABS(トラッキング火災対策)
認証PSE認証済み
設置据え置き・壁掛け両対応
参考価格4,000円台後半(税込・変動あり)

使って分かった「良かった点」

✓ 良かった点
  • 大きいACアダプタ同士がぶつからない。差込口が面ごとに分かれているので、ノートPCの純正アダプターと充電器を並べても互いに干渉しない。平型タップでは絶対に無理だった組み合わせが普通に刺さる。
  • USB6口が地味に強い。スマホ、イヤホン、モバイルバッテリーをまとめて充電しても余裕がある。ケーブルの本数は変わらないのに、机の上のアダプター数が減った実感がある。
  • 層ごとのスイッチが便利すぎる。上段はPC周辺機器、下段は照明やモニターと役割を分けて、使わない時間帯はスイッチひとつで待機電力を切れる。地味だけど毎日効いてくる機能。
  • 床置きでも配線が這わない。縦置きなので、タップ自体がケーブルの重みで転がることがない。デスク下の"タコ足"という言葉がそのまま卒業できた感覚。
  • この価格で2500W対応は破格。PC・モニター・周辺機器をまとめて任せても余裕を感じる容量。個人的には、値段以上に安心感を買った一台だと思っている。

正直に言う「注意点」

⚠ 注意点
  • 見た目のインパクトが強い。八角形のタワーはお世辞にも「インテリアに馴染む」タイプではない。デスク下やラック裏など、視界に入りにくい場所への設置が前提になる。
  • USBの急速充電は過信しない方がいい。複数ポートを同時に使うと、1ポートあたりの出力は当然下がる。ノートPCの高速充電用途には向かない。あくまでスマホ・小型機器向け。
  • 3mケーブルは長い分、取り回しに気を遣う。コンセントから離れた場所に設置できるのは利点だが、配線ルートは事前に考えておいたほうがいい。
  • 並行輸入品扱いの流通が多い。購入時は出品元と保証条件を確認しておくと安心。

「奪い合い」がなくなったデスク周り

導入してから、コンセントの取り合いという概念が消えた。モニター、PC、スピーカー、充電器、加湿器。差したいものを差したいだけ差せる。それだけのことが、こんなに気持ちを楽にするとは思わなかった。

特に助かっているのは、来客用に一時的な電源が必要になったとき。空いている口を探して床を這いつくばる作業がなくなった。タワーの上を見れば、どこが空いているか一目で分かる。

見た目の圧はある。それでも、デスク下のカオスから解放される代償としては、十分すぎるくらい小さい。