子どもが2人いる我が家では、生ゴミの量が地味に多い。三角コーナーに溜まったゴミ袋の口をきつく縛っても、収集日の前日になると台所全体にうっすら臭いが漂う。夏場は特にひどく、毎日ゴミを出せない地域だと余計につらい。そんな状態が続いていたところで試したのが、loofen(ルーフェン)の生ゴミ処理機SLW01だった。
「海外で130万台大ヒット」というパッケージの謳い文句には正直半信半疑だったが、使い始めて2週間、生ゴミ袋を握る手が汚れる回数と、台所に鼻を近づけたくない瞬間の両方が減った。
loofen SLW01とはどんな製品か
本体に生ゴミを入れてボタンを押すだけで、温風を庫内で循環させて水分を飛ばす「乾燥式」の生ゴミ処理機。土を使うタイプの処理機のように微生物を管理する手間がなく、電気を通せばすぐに使えるシンプルさが特徴だ。公式情報によると、生ゴミの仕分けもほぼ不要で、貝殻や小さな骨まで一緒に処理できるとされている。容量は5L、1日の処理目安量は1kgで、3〜4人家族向けのサイズ感になっている。
主要スペック
| 型番 | SLW01 |
|---|---|
| 容量 | 5L(1日最大処理目安:約1kg) |
| 処理方式 | 温風空気循環乾燥方式 |
| 消費電力 | 送風モード時:約10W/通常運転時:約50〜130W |
| におい対策 | 活性炭脱臭フィルター(交換目安3〜6ヶ月) |
| 本体サイズ・重量 | 270mm(W)×275mm(D)×350mm(H)(フィルター込みD380mm)/約6kg |
| 参考価格 | 通常78,980円 → 69,018円(税込・変動あり) |
電気代の目安はメーカー公表で1日あたり約20円とされている。実際の消費電力は投入する生ゴミの量や水分量によって変わる部分なので、あくまで目安として捉えている。
使って分かった「良かった点」
- 生ゴミを仕分けせずそのまま入れられる。
魚の骨や果物の皮、コーヒーかすまで気にせず放り込める。共働きで時間がない朝や、子どもが手伝ってくれるときも「これは入れていいの?」と迷う場面がほとんどなく、家族で運用しやすい。 - 運転音がかなり静か。
リビングとつながったキッチンに置いているが、夜間に動かしていても会話やテレビの音を邪魔しない程度の静かさ。就寝前にセットして翌朝には乾燥が終わっている使い方が定着した。 - 台所の臭いが明らかに減った。
三角コーナーに生ゴミを溜め込む時間が短くなり、活性炭フィルターの効果もあって、蓋を開けたときの強い臭いを感じることが少なくなった。夏場の「ゴミを出す前日の臭い」がかなり和らいだのが一番の変化。 - 乾燥後のゴミがかさばらず、袋がすぐいっぱいにならない。
水分が抜けた生ゴミは体積も重さもかなり減るため、同じ量の生ゴミでもゴミ袋を圧迫しにくい。収集日まで我慢して溜め込む必要が減ったのは、家族の人数が多い家庭ほど恩恵を感じやすいはずだ。
正直に言う「注意点」
- 本体サイズはそれなりに存在感がある。
幅・奥行きともに27cm前後あり、フィルターを含めると奥行きは38cmになる。キッチンの作業スペースが限られている家庭では、置き場所を先に決めてから購入したほうがいい。 - 処理には数時間かかる。
投入してすぐゴミが消えるわけではなく、乾燥が完了するまでにまとまった時間が必要になる。「今出た生ゴミをすぐ処分したい」という使い方には向かず、ある程度溜めてからまとめて処理する運用が前提になる。 - 活性炭フィルターは消耗品で交換コストがかかる。
交換目安は3〜6ヶ月とされており、本体価格とは別にランニングコストが発生する。購入前に、その分のコストも含めて他の生ゴミ対策(コンポストや自治体の収集頻度)と比較しておくと後悔しにくい。
生ゴミの臭いに気を使う家事が、ひとつ減った
生ゴミが完全になくなる魔法の箱、というわけではない。処理には時間がかかるし、フィルター交換というランニングコストも発生する。それでも、生ゴミの量が多い家庭ほど「臭いを気にしながらゴミを溜める」というストレスから解放される効果は大きいと感じている。
特に、収集日までの数日間を我慢して過ごす必要がなくなったのは、家族の人数が多い我が家にとって想像以上に楽だった。生ゴミの臭いや量に日常的にストレスを感じている家庭なら、参考価格7万円前後の投資として検討する価値はある。