サークルの集合写真、いつもスマホで撮ってた。でも先輩の一眼で撮った写真がタイムラインに流れてきた瞬間、正直ちょっと悔しかった。同じ場所、同じメンバーなのに、空気感がまるで違う。

バイト代を貯めて買おうと決めたとき、最初にぶつかった壁が「種類が多すぎて分からない」だった。フルサイズ、APS-C、ミラーレス、一眼レフ。価格は5万円から40万円までバラバラ。先輩に聞いても「とりあえずキヤノンかソニー」としか返ってこない。

結局たどり着いたのが、Canon EOS R50だった。理由はシンプルで、価格と性能と「持ち運べる重さ」のバランスが、学生の生活にいちばん合っていたから。

主要スペック

レンズキットRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM 標準ズームレンズキット
撮像素子APS-Cサイズ CMOSセンサー
有効画素数約2420万画素
映像エンジンDIGIC X
AF方式デュアルピクセルCMOS AF II(人物・動物・乗り物検出)
連写速度電子先幕:最大約12コマ/秒
電子シャッター:最大約15コマ/秒
動画6Kオーバーサンプリング4K30P対応
背面モニター3.0型 バリアングル液晶(タッチ操作対応)
接続Wi-Fi / Bluetooth / USB Type-C
質量約375g(バッテリー・カード込み)
本体サイズ116.3×85.5×68.8mm
手ブレ補正非搭載(電子式デジタルISのみ)

使ってみて分かった「良かった点」

✓ 良かった点
  • 375gはマジで軽い。授業の合間にリュックへ突っ込んでも重さが気にならない。サークルの遠征、旅行、ちょっとした散歩。「持っていくか迷う」が起きない軽さは、結局いちばん使用頻度に直結した。
  • AFが初心者を裏切らない。人物検出が優秀で、友達の顔にスッとピントが合う。シャッターチャンスで設定を悩んでいる暇がない。「とりあえずオートで撮っても様になる」のは、写真を始めたばかりの今いちばんありがたい。
  • バリアングル液晶でVlog・自撮りも余裕。モニターを反転させれば自分撮りの構図がそのまま確認できる。サークルのYouTube企画でも、三脚に置いて喋りながら撮影できた。
  • スマホへの転送がストレスフリー。Wi-Fiで撮ったその場でスマホに送れる。授業終わりにそのままインスタにアップ、という導線が完成している。
  • ボケ感がスマホとは別物。標準ズームでも絞りを開けば背景がしっかりとろける。集合写真の主役が誰なのか、一目で伝わる写真になる。

正直に言う「注意点」

⚠ 注意点
  • ボディ内手ブレ補正がない。夜の室内、薄暗いライブハウスなどではブレやすい。レンズのISである程度カバーできるが、過信は禁物。
  • キットレンズは暗所にやや弱い。F4.5-6.3なので、夜景や暗いステージ撮影では明るい単焦点レンズを追加したくなる場面が出てくる。
  • バッテリーは1日撮りっぱなしだと不安。サークルの合宿など長時間撮影が続く日は、予備バッテリーを1つ持っておくと安心。
  • ボタン数が少なく上級者には物足りない。写真にハマって設定を細かく詰めたくなる頃には、操作系の自由度がやや物足りなく感じるかもしれない。

結局、学生が最初に買うべき一眼か

正直に言う。プロを目指すなら、いずれもっと上の機種が欲しくなる。それでも「最初の一台」としては、これ以上ちょうどいい選択肢はなかなか見つからない。

軽くて、AFが優秀で、価格も手が届く範囲。失敗を恐れずシャッターを切れる安心感が、写真を好きになるスピードを上げてくれる。サークルの記録係、SNS用の写真、ちょっとした旅行——「ちゃんと撮りたい」が生まれた瞬間に、ちゃんと応えてくれる一台だと思う。

先輩の写真に悔しさを感じたあの日の自分に、今なら胸を張って勧められる。

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