AIが前回の作業を覚えていない問題に。セッションをまたいで記憶を引き継ぐ「claude-mem」

30秒でわかる

  • claude-mem ↗は、AIが作業中にやったことを記録し、次の会話で必要な分だけ思い出させる仕組み。会話を切っても前回の続きから始めやすくなる
  • Claude Codeのほか、Cursor、GitHub Copilot、OpenCodeなどで使える。導入は `npx claude-mem install` の1行
  • Apache License 2.0のオープンソース。ただし記憶の要約には14日間の無料体験があり、その後はAnthropicのプランを使う形になる

何が変わった

AIのコーディング道具は、会話を新しく始めるたびに、前回までの作業内容を忘れてしまいます。claude-memは、AIが作業中に行った操作を自動で記録し、AIで要約して保存し、次の会話で関係する部分だけを渡し直すツールです。ざっくり言うと、AIに作業ノートを付けさせて、次回その要点を読み返させる仕組みです。手元のPCで動く小さなサーバーとデータベース(SQLite)を使い、検索は「目次→時系列→詳細」の3段階で必要な分だけ読み込むため、トークン(処理する文字の量)を節約できるとREADMEは説明しています(約10倍の節約とうたっていますが、環境による数字で、こちらでは確かめていません)。動かすにはNode.js 20以上、Bun、SQLite3、uv(Pythonの道具)が必要です。

誰に関係する

Claude Codeなどで長い期間、同じプロジェクトを進めている人に関係します。毎回「前回はこうした」と説明し直している人ほど使い道があります。一方で、記憶の要約には別途AIの処理がかかる点や、必要な道具が多い点には注意が必要です。

公式情報

GitHub(thedotmack/claude-mem) ↗