Anthropic、「Claude Fable 5.1」「Claude Mythos 5.1」を公開。値下げと安全機能の改善
30秒でわかる
- Anthropicが新モデル「Claude Fable 5.1 ↗」と「Claude Mythos 5.1」を公開(中身は同じで安全対策の強さだけ違う)
- Fable 5.1は前世代より約25%(エージェント用途では最大45%)安く、コーディングや調べもの性能も向上
- 問題ない依頼を誤って止めてしまう安全チェックの誤検知が大きく減少。出力に目に見えない透かしを入れる仕組みも導入
何が変わった
Anthropicが、コーディングや調べものに使える新しいAIモデル Claude Fable 5.1 ↗ と Claude Mythos 5.1 を公開しました。この2つは中身がまったく同じモデルで、違うのは安全対策(セーフガード)の強さだけです。Fable 5.1は誰でも使える一般公開版、Mythos 5.1はサイバーセキュリティやライフサイエンスの専門的な仕事のために、審査を通した組織だけが使える版です。ざっくり言うと、同じ頭脳を、用途に応じて安全装置の強さを変えて出している、ということです。前世代のFable 5と比べ、一般的な使い方で費用が約25%、AIが長時間自動で作業するエージェント用途では最大45%安くなりました(過去のやり取りを読み込む「キャッシュ読み込み」の料金が75%下がったため。基本の入力・出力料金は据え置き)。性能面ではコーディング・科学研究・知識作業の各テストで前世代を上回るとされています。あわせて、問題のない依頼まで安全チェックが誤って止めてしまう「誤検知」が改善され、生物学関連で約85%、サイバーセキュリティ関連で平均約60%、余計な介入が減りました。またEUのAI規制に合わせ、Fable 5.1の出力には目に見えない数値の透かしが入り、Claudeが関わったかどうかを規制当局・報道・研究者などが専用の判定APIで確認できるようになっています。
誰に関係する
Claudeを仕事やコーディングで使う人に関係します。多くの人は自動でFable 5.1に切り替わり、同じ使い方のまま料金だけ下がる形です。Mythos 5.1は審査を通した米国の組織向けで、一般の人が直接触るものではありません。